土地家屋調査士試験⑧ 記述の建物と区分建物は登記申請書の暗記
独学で行う土地家屋調査士試験 体験記⑧
現在:勉強期間9.5ヶ月、勉強時間533時間(前回から+75時間)
こんにちは。とと丸@famiru99 です。
現在の状況
①択一:基準点を若干超える程度(14点位)
②書式:登記申請書はある程度理解
作図はほとんど練習していない
建物、区分建物現段階である程度解ける
今回は記述の建物と区分建物を勉強しました。
この勉強は登記申請書の暗記につきます。
その他、区分建物の敷地権の算出を理解できれば難しいところはありません。
ただし、「登記申請書」の暗記がなかなかうまくいきませんでした。
何度も何度も読んでも、問題を解くと十分理解できていないことが多々あります。
ですので、登記原因を重点的に何度も何度も解くことでなんとか克服しました。(おそらく50時間位要しました)
また、難しいものではありませんが、作図も時間がかかるためそれなりに練習をする必要があります。
ただ、やみくもに全ての問題を解く必要はないと思います。
○今回、使用した教材の評価
さて今回は記述(土地)の問題を解きました。使用した教材を評価します。
①土地家屋調査士試験 最速!書式作図テクニック
オススメ度合:★★★★★
理由
独学で作図を勉強する方は必須の本だと思います。
土地所在図、地積測量図、各階平面図、建物図面について図面毎に進め方がのっている丁寧な本です。
三角定規の使い方、作図の順番など初心者でも良く分かる本です。
その他、ボールペンなどの文房具で何が良いか書いてあるのも嬉しい本です。
独学の方は、この本と以下のyoutube動画で勉強しましょう。
令和元年度(2019年)本試験 全問徹底分析会 03記述式(建物)|アガルートアカデミー土地家屋調査士試験・測量士補試験
合格できたら、受講してはいませんが、中山さんにお礼を申しあげたい気分です。
オススメ度合:建物★★★★☆、区分建物★★★★★
理由
前回、土地のみでも評価しましたかが、今回の建物部分でもやはりとてもよい問題集でした。区分建物の同時申請の理由や、敷地権の考え方など、これ以上に分かりやすい本はありません。
敷地権のコラムは必ず目を通すのが良いでしょう。
建物の部分は若干易しすぎるので、星4つにしました。
※今回は建物・区分建物のみの評価です
③不動産表示登記 申請マニュアル【改訂3版】
オススメ度合:★★★★★
理由
これも独学で進めていくうえでは必須の本でしょう。
登記申請の各パターンを完全に網羅しているのでこれを見て練習するのみです。
若干欠点なのは、試験では出ないようなものも載っているのでそれは自分で見極める必要があります。
アガルートだと50パターンで整理しているようなので実際はそれくらいで試験対策になるのではないかと思います。
その他、添付書類の説明が非常に詳しく、今まで所有権証明書とただ書いていたものが詳細に理解できるなどテキストとしても優秀です。
○気づいたこと
①敷地権については規約がない場合、必ず床面積割合になるものと勘違いしてました。基本は土地の所有割合であり、一人で複数建物を所有している場合に床面積割合が加わるものでした。これは楽学のコラムで楽しく学ぶことができます。
②作図は本当に練習しないと、時間が足りなくなります。
○最後に
残すところ2ヶ月になりました。
Twitterで受験者の皆さんの様子を確認していますが、他の皆さんの方がはるかに勉強している状況です。
やはりこの段階で500時間程度の勉強は圧倒的に少ないのでしょう。
しかし、ここまできたら今年で受かりたい気持ちがあります。
やっと一巡して、これから精度を高めていくレベルなので、
あと300時間程はかかる気がしています。
かなり苦しい状況ですが、皆さん一緒に頑張りましょう。