地方公務員土木・土地家屋調査士の勉強法

勉強は土木だけじゃない。公務員(土木)の実態を解説します。参考となる本も紹介します

土地家屋調査士試験 体験記⑫ 基礎固め+時間管理の徹底

独学で行う土地家屋調査士試験 体験記⑫(2年目2回目)

現在:勉強時間1322時間(1年目+572時間)


f:id:dobokkun:20220122223645j:image


こんにちは。とと丸@famiru99 です。久々の更新となりました。
2年目は勉強に対するモチベーションが下がることが多く、どうしても時間を確保することができない状況が続いていました。

 

その影響でブログの更新もすることができず、見ていただいていた方々には大変申し訳ない結果となってしまいました。申し訳ありません。

 

さて、今回のブログの作成日は令和4年の1月22日です。

実は、令和3年度の試験が終わり、現在「口述試験」に向かって勉強中です。

大変苦労しましたがなんとが一歩前に進むことができました。

 

今回独学で進めてきた中で気づいたことはたくさんありましたので、そのあたりをどこかで書いていけたらと考えています。

試験結果の詳細については、次回のブログで書いていきたいと考えています。

 

今回のブログでは、いつも通り、どんな勉強を行ってきたかについて書いていきたいと思います。

 

1 令和3年2月初旬〜4月末まで

  この時期については、択一対策をずっと行っていました。特に不動産登記法(総論)と、少し苦手意識のあった、区分建物に力を入れていました。

 実は1年目の時は細かい点まで覚えてはいなかったことが多かったようで今回は時間をかけて丁寧に勉強しました。

 

2 令和3年5月初旬〜6月末まで

  この時期は記述の勉強を行いました。令和2年度試験から一切記述の勉強をしていなかったので、前回のレベルまで戻すのに1月程かかったかもしれません。やはりずっと継続しておくべきでした。

 さて、この期間では1年目で不足していた、作図と細かい減点がなくなるよう基礎固めに力を入れました。

 

3 令和3年7月初旬〜試験日まで

  この時期は全体的に学習を進め、初めて模試も受けてみました。東京法経の模試は7月に終わってしまってうんですね。しかたないので、LECの模試を9月11日に受けました。 

 

  この時期に一番気にしていたことは、”時間内の完走は本当にできるのか”です。本当に不安でした。ここで間に合わなかったら・・

 

 結果は10分程時間があまりましたので、なんとかスピートは問題ないとこまで達していたようです。しかし、全体的に点数が低く、散々な結果でした。

今思うとこんな結果でよく令和3年度試験に合格できたものだと思います。

  

 

☑この時期に、使用した教材などでよかったもの  

土地家屋調査士受験100講 理論編

 

オススメ度合:★★★★★

理由

1年目の時から購入していたものになります。あらためてしっかりと読んでみると、説明が非常にわかりやすい本となっていました。択一で解けなかった難しいと感じた問題も、全てこの本に細かい説明が書かれていました。

 

土地と建物って基本的には同じ登記になりますが、実は同じように考えると混乱してしまうことってけっこう多いんですよね。

 

例 増築による建物表題部変更登記 → 所有権証明書が必要

  土地が増えたことによる土地表題部変更登記 → 所有権証明書が必要?

  ※実はこのケースはありません。土地については、変更で増えることはない

 

対比して書かれている方が理解が深まることってけっこうありました。

この本は初学者が最初に使うものではありません。文量も多く少し理解した状況でないと最後まで読むのにけっこう時間を要します。

ただ、説明は非常にわかりやすく、説明の切口が東京法経の本と違うので大変参考となります。1年目で気づいとくべきでした。文句なしの★5です。

 

 

 ○最後に

気づいたことを最後に記述します。

どこかで今までの気づきについてまとめたものについても作成する予定です。

 

土地家屋調査士受験100講 理論編 は必ず使ったほうがよい

・択一対策では古い問題(平成17年度以前)もやったほうがよい。

 その時に択一過去問マスターの古いタイプが使える

・模試はLECでもよいので、受けたほうがよい

 記述の間違った部分について、丁寧に赤書きで解説してくれます

・過去問から近年の出題傾向を予測することが重要

 1 土地の記述で等積交換する問題はでない

   →方程式を使う問題はでない。

 2 建物の申請書で区分建物の区分登記など、難しいパターンはでない

 3 記述は細かい論点が出されて減点要素が多いので、難しい問題になれる

ことよりも、基礎固めを行い、確かな知識の整理が必要