地方公務員土木・土地家屋調査士の勉強法

勉強は土木だけじゃない。公務員(土木)の実態を解説します。参考となる本も紹介します

土地家屋調査士試験④ 書式の独学ならこの本で進めるべき

独学で行う土地家屋調査士試験 体験記④

現在:勉強期間4.5か月、勉強時間250時間程 

 

建物の登記申請書を全て覚えるのはけっこう厳しい!

今回は「土地家屋調査士受験100講 書式編」で勉強を行いました。

 

今までの勉強で土地については、複素数を利用して簡単に

解くことができるレベルになっていましたので、

とても気分の良いものでした。

 

しかし、建物と区分建物の登記申請書は覚えるものが多く、

減点のないレベルまで覚えるのは大変困難でした。

今のところ土地家屋調査試験の勉強で一番苦労した箇所だと思います。

受験にあたっては早めに着手して、

要する時間の早期把握が必要なところになります。

また、過去の記事の①でも載せましたが、最初からこの本を使って勉強するのは難しく、「登記申請書と添付図面亅の後に勉強することが良いと思います。

 

今回、使用した教材の評価 

土地家屋調査士 受験100講

 

土地家屋調査士受験100講〔III〕書式編 改訂3版

土地家屋調査士受験100講〔III〕書式編 改訂3版

  • 作者:深田 静夫
  • 発売日: 2018/02/13
  • メディア: 新書
 

 

 オススメ度合:★★★★★ 

※文句なしの受験にあたって必須の本です。

 理由:

不要なところがカットしてあり、見開き1ページに問題内用が詰め込まれている構成と、多様な問題があるところは大変素晴らしい本だと感じます。

ただし、家屋番号の付け方など、根本から教えるものではありませんので、書式の基礎を勉強してから使う本です。

50問解いた後に、基礎問題と過去問題集が若干ついていますが、基礎問は簡単すぎることと、過去問は他のしっかりした過去問でやるべきなのでそのあたりは不要だと感じます。

それでも、ここを除いた50問はかなりの量になります

 

 

 

 ○最後に

記述部分は時間がかかりますが、けっしてできないものではありません。しかし、独学で進めるにあたっては、この試験の全体像をつかめるものであり、かける時間が見えてくるものなので早めにとりかかるのが肝要であると感じるものでした。試験の進め方はどこかでまとめをしたいと思います