地方公務員土木・土地家屋調査士の勉強法

勉強は土木だけじゃない。公務員(土木)の実態を解説します。参考となる本も紹介します

土地家屋調査士試験 体験記⑪ 民法は時間をかけて学習しよう

こんにちは、とと丸@famiru99 です。

今回は、令和3年度土地家屋調査士試験の勉強状況の1回目についてお伝えします。

ブログの内容

1点目は、現在の勉強状況

2点目は、使用した教材でオススメするもの

3点目は、まとめ

                                          

現在の勉強状況

現在:勉強時間802時間(2年目+52時間)

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2年目の最初は民法の学習からとりかかりました。昨年は宅建民法の知識と、過去問を一通り勉強すればなんとかなると思っていました。しかし、そんなに甘いものではなく、試験では3問中1問しか解けない結果となってしまいました。やはり、少なくとも2問は確実に取れないと、択一全体での高得点は取れないと思います。

今回、民法をしっかりと勉強してみて感じることは、試験問題は基礎的な部分を問われるていることが多いことです。

例えば

  • 民法の条文をそのまま出していること
  • 物権とは何か”といった定義に関する出題を出されていること

 

一方、令和2年度試験で対応することができなかった、”権利能力のない社団"といった宅建では出題されないような問題も出るので、広い範囲の学習もする必要があります

このことから、令和3年度においては、出題傾向を十分に把握するとともに、時間をかけて、①基礎を固め、②広い範囲の学習を行うこととしました。

 

使用した教材でオススメするもの

土地家屋調査士試験の民法は平成16年度から加わったことと、例年3問しか出題されないので、過去問の数がまだまだ少ない状況です。このことから、今回は土地家屋調査士用ではない問題集も使ってみました。

択一要点整理ノート改訂版Ⅰ

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オススメ度合:★★★★☆

理由

要点整理ノートのタイトルだと、要点を整理したテキストだと勘違いしてしまいそうですが、オリジナルの問題もしっかりと入っていますので、この一冊でしっかりと勉強ができます。ただ、民法初学者では理解するのが難しいと感じるところがありますので、他で一度勉強した人が使うものだと思います。問題は独自のものですので、過去問を終えた人はこちらをとりかかるのが良いと思います。唯一の難点は重くて持ち運びに不便なところですね。

 

公務員試験新スーパー過去問ゼミ6(民法Ⅰ・Ⅱ)

 

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ6 民法1一総則・物権・担保物権

公務員試験 新スーパー過去問ゼミ6 民法1一総則・物権・担保物権

  • 発売日: 2020/09/23
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

  オススメ度合:★★★★★

理由

公務員試験を受ける人ならほとんどの人が使う過去問です。私は公務員土木職であるため、公務員受験において民法が出題されることがなかったため、この本を使用することはありませんでしたが、今使ってみるとほんとうに良い本です。ツイッターでフォローしている方が、土地家屋調査士試験で使われていたので、案外同じように民法の学習として使用している人は多いのかもしれません。

こちらの本も先程の本と同様に、民法初学者がいきなり使ってしまうと難しく感じてしまいますが、要点の整理と豊富な過去問がのっていますので、自分の力試しにぴったしです。問題も難しすぎず、土地家屋調査士試験と同様のレベルと考えられます。

※本の中にある難問部分は勉強する必要がないと思います。

本の色使いは青と黒のみで書かれており、大変見やすく、軽い本であるため持ち運びにもぴったしです。

 

まとめ

ブログで紹介した内容

1点目は、現在の勉強状況

2点目は、使用した教材でオススメするもの

まだ試験はずいぶんと先なので基礎固めが重要な時期です。去年は時間がなく、つめこみでやっていましたが、しっかりと得点するためには、学習に時間を要することがよくわかりました。

今回の勉強で一旦、民法は終了し、不動産登記法土地家屋調査士法の勉強にとりかかる予定ですが、まだまだ民法は勉強したいと思っていますので、何かオススメがあれば教えていただけると助かります。

それでは皆さん試験まで一緒に頑張りましょう。

 

※ご不明な点があれば、お問い合せフォーム、または、Twitter”とと丸@famiru99”までお問い合わせ下さい。